『真実をみつめ、癒しを受けとる』個人セッションとエネルギーワーク

ヒーリングの場(ば)に立つための『体』

『お手当て』と呼ばれるハンドヒーリングは、
エネルギー領域にアプローチし、体全体を本来のバランスにより戻す、
ホリスティックなエネルギーワークです。

この練習に長年勤しんできました。


「ヒーリングのエネルギー場(ば)に立つ」という事はそれ自体が難しく、
安定して立てるようになるまでが一苦労です。

これまで「うまくできない」とか「苦手」と伺うたびにお話しした内容を、一番下にまとめました。
実際に行うには実践の場が重要なので、練習の実感と照らし合わせながらの参考にして下さい。初めての方は話半分に読んでもらえればと思います。



場に立つ為の体

ヒーリングを十分に行う為の土台は、体の安定です。
”安定”と言っても、肉体の安定(例えば”体幹”を鍛える)だけではなく、
自分自身を丁寧にみつめ、現実的な心の成長と訓練を通じて、自分という存在「全体」が安定することを意味します。

ヒーリング中、エネルギー場では様々な出来事が起こりますが、安定して十分にクライアントのエネルギー領域に入れるようになるには、それ相応の時間がかかります。焦らず地道にやるのが一番です。

また、エネルギーに影響されやすい繊細な体質であるほど、心身は不安定になりがちですが、
安定した体づくりを通して、その繊細さは”強み”として活かせるようになります。


エネルギー場には、行う人自身の状態が如実に表れますので、出来ているかどうかを知るには”実際に場に立つこと”です。
実感し、体から覚える事でしっかり身につきますので、まずは練習の場を持って下さい。

その際、信頼できる師や先生に見てもらう事をお勧めします。


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ヒーリングを学ぶ過程は人生の流れに沿って進むので、一人ひとり、それぞれの道を辿ります。
だれもが同じカリキュラムを経て仕上がるものではなく、一人一人のタイミングに沿って学び、理解を深めます。

学び方も、学ぶ目的も、そのペースも、人それぞれに違いますので、お互いを比べることは出来ません。


ただ共通しているのは、
このエネルギーワークを学び、練習する事そのものが、深い自己理解と心の成長を促し、
やがては自分らしい”真の健康”に辿り着く…という事です。

エネルギーワークをやってみたい方、練習の場を持ちたい方はご連絡ください。
すでに経験のある方も、未経験の方も歓迎します。





ヒーリングの場に立つための「体

・フラットな体で立つ
→自我のない、空っぽの体。『自己の中心に只在る』。

・体の安定
→ヒーリングのエネルギー場に立つ=エネルギーと地上とをつなぐ媒介として存在し、場の一部として働く。エネルギー場ではさまざまな出来事が起きるが、体が安定していることで十分なヒーリングを行う事ができる。ヒーラーの体はグラウンディングし、その場にしっかりと在りつづけながらも柔軟に動き、必要な体勢をとる事ができる。
求められる体の安定は一つ一つの段階を経てつくられていく。それは肉体が物質として安定するのみでは足りず、いわゆる”体幹”があるだけでも足りない。場に立つ事を実践し、見直し、フェアな反省を通して自己理解を深め、内側と外側がひとつながりに成長すると、からだ全体が安定していく。やがて体の内側に中心軸の意識がはっきりする。安定の度合いが進むと、クライアントのエネルギー領域に、より深く関わる事ができる。また、突然の出来事にもブレることなく場を保ちながら、ありのままに情報を受け取る。受け取った情報は個人的な思考や思い込みと混同されることはない。体感覚では情報の入ってくる角度はそれぞれ違うので、重要なものとそうでないものを切り分けることができる。
安定した体は心と体が統合されて作られる。その過程は一人一人、それぞれの経過を辿る。

うまくいかない場合のよくあるポイント

・コントロール意識(悪いところを取らなくては、成功しなくては、信頼されなくては等、何らかの結果を望んだり、求める意識)がある
→結果を自分で決めない。

・エネルギー場やクライアント、目に見えない領域について『わかる』と思っている。
→『わからない』から場に立てる。わからないという事をわかっている事。人一人の存在、目に見えない領域は遥かに広大で、完全に把握する事はできない。一回一回のセッションで、こういうこともあるんだ、こんな可能性もあるんだ、という新しい発見をしながら理解していく事が大事。

※日常の中でも相手のことを”わかる”、”わかっている”と思うとそれ以上は受け取れない。日常の感覚では、経験で想像できる範囲でしかわからないので、相手の事は部分的にしかわからない。ヒーリングの場ではそれ(日常の感覚・知覚)を超える。ヒーリングを行う主体はヒーラーではない。ヒーリングを行う主体は、高次の霊的な存在(エネルギー体)とクライアント自身である。ヒーラーは、エネルギー場全体の”一部”として働く。