2年前のこの記事。
読んでくださった方の中には「ぜんぜん意味わかんない!。」…という方もおられるので補足です。。
これは、要は”体の中に意識を向ける”ことで、”体の中にある本当の本音を聞く”為のワークです。
『丹田は意志のセンター』と言われるように、本当の本音というのは体の中にあるものですが、
情報が多く、考え事の多い日々の中ではつい頭がうるさくなりがちです。
そんな思考過多の頭の中では不安や打算が働いて、”本当のところどうしたいのか”という本当の意志がみえづらい。
そういう時にこのワークをやって頂くと、体と繋がって本音を確認することができるので、納得する答えに辿り着きやすくなると思います。
もし丹田の感覚がわからないとしても体に身を委ね、呼吸に意識を向けてみてください。
落ち着いたら、右手と左手に任せて書いていけばOKです。
右脳は左半身を、
左脳は右半身を司る…という事はよく知られていますが、
右手からは能動的、左手からは受動的な意見が出やすいです。
(”利き手による”という意見もあるので、左右逆になる場合もあるかもしれませんが)
頭で考えて書くのではなく、体に委ねて体に喋らせる。
それを腑に落ちるまでやる。という事です。
はー!これかー!っていう本当の”答え”に辿り着くと、腑に落ちてスッキリします。
ただ難しいのは、後で読めるような字で書かねばならない、という点。
なぜ『読める字』かと言うと、後で書いたものを読んだ時にはっきり認識できるから。
ぐちゃぐちゃな字では気持ちもうつろうので、はっきり読める字の方が確信が持てます。
とはいえ、ちゃんとやろうとするとそれなりに忍耐力がいるので、
パソコンで書いてもいいんじゃないかと思うのですが、
やってみると、手書きが一番効果的です。
日頃考え事が多いお仕事だったり、体に意識を向ける事に慣れない方は、
まずは呼吸の中に安らぐ事から始めて頂き、よろしければ『体をみつめ・整えるワークショップ』にいらして下さい。
ハンドヒーリング(エネルギーワーク)で体をケアすることでも、体への意識を深めることができます。
みなさんは、2択で迷うことってありますか?
例えば、
行くか、行かないか。
何かをするか、しないか。
こちらが良いか、あちらが良いか。
”どちらにするか”で迷った時は、右手と左手に会話させて、自分の本心を探ります。
体は頭よりも自分自身をわかっているもの。思考にはジャッジがつきものです。
ですから、頭で考えて決めるのではなく、体を信頼し、体に任せて”言いたいこと”を出してみます。
まずは、紙(またはノート)と筆記具を用意してください。
体に意識を向け、鼻からゆっくり息を吐きます。体の中に落ち着けたら準備OK。
両手の会話を始めます。
右手と左手に全てを委ね、交互に筆記具を持ち替えては書いていきます。
右手の言うことに左手は答え、左手の言うことに右手が答え…、
結論が出るまでやりとりを続けます。
右からは能動的、左からは受動的な意見が出てきやすいと思います。
利き手でない方の手で書く時は時間がかかりますが、
じっくりゆっくりでいいので、丁寧に書いてください。
ポイントは、「読める字で書く」こと。
続いていた会話が自然に終わり、
これでよし!…と腑に落ちたら止めてください。
今、どんな気分ですか?スッキリしてたらそれが答えです。
体に意識を向けるのに慣れていない方は、
足を動かしたり、ゴルフボールを足裏で踏むなどして、意識を『今』に戻してください。
また呼吸に意識をむけて、体の中に落ち着いてみて下さい。
体の行う自然な呼吸に任せ、口を閉じて、鼻で呼吸します。
自然な吸う息・吐く息の流れを追いながら、体の中に意識を向けます。
目をつむり、呼吸の流れをみつめてください。
やがて静かに感じられるようになってきたら目を開けて、
右手と左手の会話を始めてください。
これでいいのかな?と思ったら、ワークショップにきてください。
体の中に安心して居られるようになると、だんだんとコツが掴めてきます。